電気代高騰でエネルギー自給自足型へ 3章
このような状況下で、
家庭の節電状況はどのようになっているのでしょうか?
LIXIL住宅研究所の調査によると、
「今冬、自宅で節電に取り組んだが途中からトーンダウンした」、
「節電しなくなった」という人が合計31.3%でした。
その理由としては
「寒さを我慢できなかったから」が最も多く59.2%、
次いで「思ったほど省エネに結びつかなかった」が25.3%となっています。
この結果を踏まえ、住宅業界としてできることはまず、
エネルギー効率に優れた高性能住宅を普及させることです。
国としても住宅性能の向上をますます推進しており、
高断熱窓の補助事業で既存住宅の断熱性を高めるため
「先進的窓リノベ事業」を打ち出しています。
同事業の予算は1,000億円、
1件あたり最大200万円支給と大きく、その本気度がわかります。
住宅の断熱性の鍵は開口部にあり、
断熱窓とすることで快適な生活を得ると同時に
電気代の削減にもつながります。
ちなみに私も今回自宅でLIXIL インプラスをほぼすべての窓に設置しました。
その効果は、かなり優秀で窓へ近づいてもひんやりしません。音もかなり静かになりました。